失敗しないハウスメーカー選び      最強プロセス

一生に一度の住宅購入。相手は百戦錬磨の営業マン。ハウスメーカー選びにおいて、契約までの失敗しないプロセスをお伝えします!

契約後の増額回避術②

前回の記事では、最初の契約である『基本契約』でなるべくグレードが高くして、オプションを入れ込んで契約するという話をしました。

 

今回は、その具体的な項目を一部列挙してみました。

 

大手ハウスメーカーだと標準になっているケースもあるので確認して調整してください。

 

また、ハウスメーカーによって仕入れの価格が違うので、金額差も違うので概算で考えてください。

 

約30坪の家(1F15坪、2F15坪)想定です。

 

【給湯器】

エコジョーズエネファーム +120万〜150万

 

【太陽光/蓄電池/他】

・無し→太陽光設置 +200万(kw数による) ※超概算で30万~50万/kw

・無し→蓄電池設置 +150万

・無し→かん太くん設置(5kg) +15万

・無し→床暖房(リビング) +20万

 

【水回り設備】

・風呂、キッチン、洗面台、トイレのグレードを全てワンランク上のグレードに変更

+100万~300万(できれば水回り設備ショールームに行って、できるだけ希望を詰め込む)

・食洗機(通常)→ミーレの食洗機 +25万

カップボード無し→カップボード有 +20万~40万

 

 

【外壁材】

・サイディング→タイル +100〜200万(グレードにより差額幅有)

※標準のタイルは一番安いやつの可能性高い

 

【床材】

・全居室を突板→挽き板or無垢材 +50万〜100万(※グレードによる差額大。実物をチェック)

 

(リビングだけとかなら、+20万〜50万)

 

【内装材】

・無し→エコカラット(リビング追加) +25万

・無し→エコカラット(玄関追加) +15万

・無し→天井羽目板(リビング) +20万

 

【作り付け家具】

・無し→テレビボード追加 +10万~40万

 

メーカーや、広さ、グレードによっても差があるので、超概算ですが、ざっとこんな所でしょうか。

 

もしこれら全ての項目が、入っていたなら基本契約としては、結構高スペックなのではないかなぁと思います。

 

あとは、この項目で余裕があったらやりたいというものは全部、入れてもらって基本契約を結んでください。

 

例えば、エネファームをそこまで必要と思って無いけどエネファームを入れておきます。

 

そうすれば、仮に基本契約後の打合せで金額が上がってしまってもエネファームエコジョーズに戻してあげれば、差額の120万〜150万位の余裕が生まれる訳です。

 

そうすれば、基本契約後の打合せでどんどん金額が上がっていく心配も少なくなり、気持ち的にも楽に楽しく進められそうですよね

 

そのほか、考える余裕のある方は、照明やカーテンなどのインテリア工事も提案してもらってから、契約するのが良いと思います。

 

例えば、照明であれば、大体は普通のダウンライトで見積もりが入っていると思います。

 

ただ、やっぱりおしゃれな間接照明をいれたり、ペンダントライトを入れると増額になる要素なので、こだわりたい方はこのあたりも提案してもらってから契約しましょう

 

大手メーカーになってくると家具の提案なんかもできますので、買い替える予定の方はそれも考えても良いかもしれません。

 

結構、契約後の打合せは金額とにらめっこしながらのメンタル勝負になることが多いです。

 

あと、気をつけなくてはいけない項目があります。

 

外構工事です。

 

外構工事とは、建物以外にかかる費用で駐車場のコンクリートや、植栽工事、お隣の家との間の塀や、門扉などです。

 

実は!この外構工事の予算がかなり少ないケースが多いです。

 

もし、予算取りで100万とか150万とかなっていたら、要注意です。

 

外構工事は家の外観を大きく左右する要素です。

 

なので、30坪位の敷地でも、最低250万〜300万は予算として取っておきたいです。

 

本当に駐車場のコンクリート打つだけなら良いですが…

 

あとは地盤補強工事は別途となっているケースも多いですから、契約前にどのくらい必要になるのか目安を確認すると良いと思います。

 

もし、事前に調査してくれるならお願いするのも手かと思います。

(費用がかかる可能性が高いですが)

 

解体がある場合は、アスベスト調査も同様で、別途になっていると思いますので、可能であれば調査依頼しても良いかもしれません。

 

地盤補強工事と解体でアスベストが出る場合は、結構大きな金額(100万単位)が増額になる可能性があります。

 

このあたりも、契約後に「聞いてない!」ということが無いように、事前に確認しておいてください。

 

それでは、今回はこのへんで!

 

 

 

 

 

 

契約後の増額回避術!

幾多とある『注文住宅あるある』の中でトップクラスと言っても良いテーマ

 

『THE 契約後の増額』

 

まず注文住宅というのは、初めにハウスメーカーと結ぶ『基本契約』なるものがあります。

 

そのあと、詳細の打ち合わせをしていき、ショールームを見てキッチンのグレード変えたり、床材を変えてみたりします。

 

そうするとどうなるか。

 

大体の方が、基本契約後の打ち合わせで増額になります。

 

たまに、下がる方やほとんど変わらない方もいますが、ほとんどの方が増額になるのではないでしょうか。

 

やっぱり良いものを見てしまうと、欲しくなるのが当たり前です。

 

人間だもの。

 

そして、外構工事(駐車場、植栽、隣の家の間の塀など)も含めて全て打合せが終わった後に、『基本契約』から増額した差額分の『変更契約』が待っています。

 

この『変更契約』ですが、

 

多くのメーカーが、ここでは値引きは一切ありません

 

『基本契約の時は、あんなに値引してくれたのに!』

 

って思うかもしれませんが、そういうものなのです。

 

なので!

 

基本契約の前に、実際は検討していなくても、ある程度良いオプションのものを入れて契約しちゃいましょう!

 

そうするとどうなるか!

 

当たり前ですが、金額が上がります

 

そして値引金額も増えるはずです。

 

目安は大体、増額分の5%〜10%くらいは増やせるんじゃないでしょうか。(感覚値)

 

+100万だとしたら、5〜10万位ですね。

 

皆さん、ハウスメーカー検討してると感覚がバグってきて『なんだ、たったの5万か〜』と思うかもしれませんが。笑

 

5万あれば、新居の家具のグレードワンランク上げられますよ!笑

 

そして、契約後の打合せでは、色々とグレードアップしたいものも増えていき、恐らく金額はさらに高くなるでしょう。。。

 

その時に、契約前に入れていた、いらないオプションを外しちゃいましょう!

 

そうすれば、さほど金額は基本契約の時と変わっていないでしょう。

 

場合によっては下がってるかも!

 

下がってる場合には、マイナスの差額分の契約をしますので、ご心配なく。

 

実は、結構これと逆の事をする方が多いです。

 

契約後に、金額が上がる事を想定して、基本契約をなるべく安く済ませようとする方。

 

逆です!!

 

最初でMAXの金額で契約して、マイナスしていくんです!

 

ちなみに、1つ気を付ける事としてマイナスが大き過ぎると、変更契約の前で値引額を減らされる可能性もあります。

 

ただ、よっぽどでない限りそういうケースはハウスメーカー側も避けてきます。

 

トラブルの元なので…

 

ですので、やり過ぎは禁物です。

 

ほどほどにね(笑)

 

では、具体的にはどうしたら良いのか

 

どんなグレードアップしとけば良いのか!

 

次回は、契約後に増額になるパターンを回避するための具体策について書いていきます!

 

お楽しみに!

 

 

新人営業マンは意外とお得!?

住宅展示場などで接客してもらう際は、実は接客してくれた営業マンがそのまま、そのお客様の担当になることが多いです。

 

住宅展示場では、若めの営業マンから年配のベテランの営業マンまでいます。

 

おそらく、会社や管轄の展示場責任者の考えによって変わると思いますが、比較的若手の営業マンがいるケースが多いかなぁと思います。

 

一生で一度の家づくりだから、『経験豊富なベテラン営業マンに担当してほしい』と考える方も多いかもしれません。

 

ですが、実は若手の営業マンも案外メリットがあったりします。

 

特に新人営業マンで『まだ契約を1件もしたことが有りません。』なんて営業マンの場合はまず間違いないくらいバックで所長・課長クラスの人間がバックアップしてくれます。

 

そして、これは会社にもよるかもしれませんが、新人営業マンの初契約は値引き額がかなり大きくなるケースが多い気がします。

 

会社側も1日でも早く契約をさせてあげたいと考えています。

 

なので、本来であれば予算的にコチラからお断りするようなお客様であっても、値引きで契約がとれるなら、利益がかなり低くなっても契約を取りに行くケースなんかもあります。

 

ただ、新人営業マンは当たり前に経験が少ないですから提案の引き出しも少ないですし、ミスも多いかもしれません。

 

そんな時に同席してくれる上司がいかに、しっかりとしたフォローをしてくれるかが重要になります。

 

ですので、新人・若手営業マンで契約をする前に必ず伝えておいた方が良い事をお伝えします。

 

それは『契約後も、引き渡しまでしっかり同席をしてほしいという事です。

 

よくハウスメーカーあるあるのクレームの1つに『契約前と契約後で対応が変わった』というのがあります。

 

住宅営業を経験していれば、必ず1度は耳にしたことのあるクレームだと思います。

 

注文住宅というのは、契約前の打合せよりも、契約をした後の方が実は長いです。

 

なのに、世の中の大抵の営業マンは契約時にピークが来ていることが多いので、こういったクレームに発展してしまう訳です。

 

なので、契約をする前に契約をする条件の1つとして『全行程に上司の同席』を念押ししておくという事です。

 

これは上司の方の性格によるところも大きいと思うのですが、本当の新人の初契約だと、言わなくてもさすがに全部同席するとは思います。

 

ただ、3~4棟目くらいの若手営業マンになってくると『ある程度できるよね?』と思っている上司も結構多いので、気を付けてください。

 

担当が若手の営業マンで、性格や一生懸命さは評価できるけど、少し不安だなと思う方は、どこかのタイミングで今までにどのくらいの棟数の経験があるか聞いてみても良いと思います。

 

逆に、案外これを聞いてくるお客様って自分の経験上ほとんどいません

 

これは自分の主観ですが、20棟くらいを超えてくると、そんな大差ない気がします。

 

100棟位実績のある営業マンでも、逆に知識が古すぎて更新されておらず『なんだかなぁ』って感じの営業マンも実は結構多いです。

 

逆に20棟超えてくるあたりからは、仕事の面白さも覚えて、自ら勉強したりする営業マンも多いイメージです。(あくまでイメージ、人による。)(笑)

 

家づくりは、『どこの会社で建てるか』よりも『誰と建てるか』の方が圧倒的に大事です。

 

ぶっちゃけ、間取りなんて大抵の間取りはどこのハウスメーカーでも、同じような間取りができます。

 

最初はA社の間取りが良かったけども、打合せを重ねる内にA社もB社もC社も同じような間取りになってきます。

 

そりゃ、要望を伝えてる人間が同じなんだから当たり前だよね。(笑)

 

なので、まず担当営業があなたにとって良い人なのは当たり前ですが、どこを見て決めるのかは人によってそれぞれです。

 

『人柄』『性格』『提案力』『レスポンスの速さ』どこをどう評価するかはお客様次第ですが、是非自分にあった担当営業を見つけて良い家づくりをしてください。

 

では!

 

 

 

 

 

 

日本の耐震基準の闇【耐震等級って?】

家づくりにおいて日本は地震が多いので、耐震性とかやっぱり気になりますよね?

 

そんな耐震性の強さを表す『耐震等級』って言葉を聞いたことありますか?

 

これは、地震に対する建物の強さを示しています。

 

この耐震等級は13まであり、1が最も耐震性が低く3が最も耐震性は高くなります。

 

この等級というのは、学校の通信簿みたいなものです。

 

住宅性能表示制度が2000年に導入され、任意でこの通信簿の制度を受ける事が可能です。

 

受けた際のメリットとしては、高い等級が取れれば地震保険が安くなったりします。

 

『じゃあ、耐震等級3が取れてれば安心なのか〜』と思ってる方

 

実はそんな事ないかもしれません

 

以前に書いた記事で、マグニチュードと震度について書きました。

(2022/9/26記事)

 

震度は7MAXでそれより上は存在しません。

 

震度6強よりも少し大きく揺れたら震度7になりますし、震度610倍揺れても震度7です。

 

実は、日本を今までに襲っている大地震は、震度7でもかなり大きい震度7だったりします。

 

1923年に起こった関東大震災、これはマグニチュード7.9震源地付近は当然に震度7レベルの揺れになりました。

 

この関東大震災レベルの震度7を推定加速度に直すと400gal(ガル)という大きさになります。

 

(  ˙-˙ )ムズカシー

 

聞き覚えのない単位かもしれませんが、1gal1秒間に秒速1cm速度が増える状態です。

 

(  ˙-˙ )スゲームズカシー

 

 

 

 

実は、いまの日本の耐震基準(19816月施工)はこの400gal地震で倒壊しない建物となっています

 

19816月以降に建てられた建物であれば、関東大震災レベルの地震が直撃しても倒壊しないということになります。

 

気をつけなくてはいけないポイントは、『倒壊しない』というのは『その後も使い続けられる建物』という事ではないということです。

 

あくまで人の命を守る事を優先しています。

 

そのあと床が傾いても、サッシが歪んで開かなくなって住めないような状態になっても良いということです。

 

gal(ガル)とは別に、kine(カイン)という単位もよく出てきます。

 

『ガル』は瞬間的な加速度であるのに対して、『カイン』はガルに時間をかけて地震の強さを出しています。

 

 

今の国の基準でも関東大震災レベルに耐えられるなら安心じゃん。

 

って思うかもしれません。

 

ところがどっこい。

 

直近で起きた地震の大きさを比較してみましょう。

 

1995年 阪神淡路大震災 818gal

2003年 宮城県沖地震  1,105gal

2004年 新潟県中越地震    1675gal

2011年 東北地方太平洋沖地震 2933gal

2016年 熊本地震 1362gal

 

はい。

 

どれも400galを余裕で超えています

 

そして、ここからが本題です。

 

最高等級である『耐震等級3どの位のレベルなのか。

 

耐震等級3は、国の基準の1.5で取得が可能です。

 

国の基準400gal1.5倍ですから、600galに耐えられる建物であれば、耐震等級3の取得が可能です。

 

つまり、昨今起きている地震に対しては『耐震等級3十分とは言えないのです。

 

なんてこった。

 

てか、『国の基準低すぎじゃない?』

 

というのが大手ハウスメーカーの考え方です。

 

多くのハウスメーカーは、実験施設を使って大規模な実大実験を行っています。

 

この昨今起こっている大地震の規模で、周りの建物が次々と倒壊していくなか、壊れずに残っています。

 

確かな技術力があると思いますが、私は必ずしもそういったメーカーで建てた方が良いと言いたい訳ではありません。

 

震度7クラスの地震というのは、ここ30年で見ても日本全体で回しか観測されていません

 

そういう意味では、どこまで大地震というリスクに向き合うかです。

 

こういう状況を理解した上で、気に入ったハウスメーカーで是非素敵な家を建ててくださいね。

実家が都心部など高級地にある方!その家づくり待って!!【相続税対策】

家づくりを検討中の皆様!

 

実家の土地が広い方

 

実家が都心部で、土地の値段が高い方

 

両親がお金持ちの方など!

 

もしかしたら、あなたが家を買うことで、将来あなたが支払う税金が莫大になってしまう可能性があります。

 

その税金とは。。。

 

相続税

 

相続税とは、あなたのご両親が亡くなった時などに、亡くなった方が所有していた資産額に応じて、相続人であるあなたが払わなくてはいけない税金です。

 

ちなみに、1億円を相続した時にあなたが支払わなければならない相続税は、最大で1,200万円にもなります( ゚Д゚)

 

亡くなった方が、『所有していた資産』とは、なにも現金だけではありません

 

株や債券、保険金、そして土地や建物といった不動産も換算されて資産額は計算されます。

 

特に土地は、都心部であれば大体、数千万以上の価値があります。

 

つまり、所有している資産の大きな割合を占めているケースが多いのです。

 

ちなみにこの土地の価値とは、一般的に売り買いされる値段とは違います

 

路線価(ろせんか)と言われる、土地の目の前の道路基準とされる値付けがされています。

 

その単価に土地の面積をかけて、土地の相続税を計算する時のおおよそ価格がわかります。

 

気になる方は下の国税庁サイトから自分の土地の路線価を調べてみてね↓

https://www.rosenka.nta.go.jp

 

ちなみに上記の見方ですが、路線価は千円単位で書かれているので、300と書かれていた場合は30万になります。※300万円じゃないので気を付けてね('ω')ノ

 

仮に実家が30坪(100㎡)の土地で、前の道路の路線価が30万/㎡の場合

 

その土地の路線価価格は100㎡×30万=3,000万相続税を計算する際に使われるこの土地のおおよその資産価値です。

 

じゃあ、いくら以上の資産があると対策しなきゃいけないの??

 

これは現在の家族構成によって変わります

 

相続税には基礎控除というものがあり、資産がその控除の範囲内なら相続税対策は必要ありません

 

はこの基礎控除が「5000万円+法定相続人×1000万」でした。

 

法廷相続人とは、亡くなった方の配偶者や子供、兄弟などです。

 

は何と、上記よりも6割減となり基礎控除は「3,000万+法廷相続人×600万円」となっています。

 

つまり基礎控除の範囲が減った為、今は昔より相続税がかかりやすくなっています。

 

お金持ちの家系からは沢山、税金をとってやろう』ということですね( ;∀;)コワイネー

 

自分の家系の場合、法廷相続人が何人になるか、こちらでシミュレーションしてみてください!(新生銀行HP)

https://www.shinseibank.com/retail/succession/simulation/

 

 

【仮に法廷相続人が2人の場合】

(例えば父は既に亡くなって、今回、母が亡くなり子2人が法廷相続人となるケース)

 

3,000万+2人×600万=4,200万以上の資産を持っていた場合、相続税がかかる事になります。

 

つまり、さっきの100㎡の土地で路線価30万円の場合

 

既に土地で3,000万円ある訳ですから、現金を1,200万以上持っていると4,200万を超え相続税がかかるようになってしまいます。

 

このように、相続税なんて自分とは無関係なんで考えていても、土地を持っていたりすると割と簡単に相続税がかかってくるんですね~

 

そんなときに、両親の住んでいた実家について、相続時の土地の評価を減額してもらえる方法があります!

 

それが『小規模宅地の特例』です。

 

この難しい言葉ですが、どんな内容なのか。

 

簡単にいうと、最大で『土地の評価額を80%減らせる』という内容です。※330㎡(約100坪)まで

 

つまり、先ほどの3,000万円の土地の場合、相続税の評価額が80%減になるので、3000万×(100%-20%)=600万円にすることができる!

 

つまり、実際には資産を減らさずに、2,400万円もの相続評価の圧縮効果があるのです!

 

これは2世帯住宅でなくても、相続人となる子が賃貸住みなどで、持ち家を持っていなくても使えたりします

 

逆に!!

 

子が持ち家を持ってしまうと、使えなくなってしまうのです。

 

これを知らずに『小規模宅地の特例を使えると思っていたけど、使えなかった』

という方や、そうなる前に教えてあげた事が何度ありました。

 

実は、住宅展示場には、節税対策で小規模宅地の特例を使うために『2世帯住宅』をご検討される方も多いです。

 

この絶大な相続税の節税対策のある『小規模宅地の特例』ですが、完全分離の2世帯住宅の場合、区分登記してしまうと使えなくなってしまったりもするので要注意

 

登記する際は、ちゃんと共有にしましょうね

※完全分離とは親世帯と子世帯の間取りで、中で行き来ができないタイプの間取り

 

ハウスメーカーの人間なら大体の人は知っているかと思いますが、彼らは税理士ではないので、そういった節税効果については、きっちり税理士や税務署に確認してから行動してくださいね。

 

小規模宅地の特例は賃貸住宅を建てる場合にも使えたりするので、それはまた別の機会に( ̄ー ̄)

 

では。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マグニチュードと震度の違い【意外と知らない!?】

良く地震がおきるとマグニチュード5とか震度3とか聞きますよね。

 

マグニチュード『震度』

 

この違いって何なのか。

 

ざっくり言うと。。。

 

マグニチュードとは地震の規模』を表します。

 

震度とは、その場所での『揺れの強さ』の事をいいます。

 

今日は一度分かったら、もう2度と忘れない解説をしたいと思います。

 

 

マグニチュードと震度の違い解説◆

 

 

マグニチュードとは!?

 

マグニチュードとは、その地震の規模を表し、言い換えると『その地震のエネルギーの大きさ』になります。

 

マグニチュードは、複雑な計算式がありますが、私もよく分かりません。(笑)

 

マグニチュード数字が大きくなるほど、地震のエネルギーも大きくなります

 

ちなみに、日本で過去に起きた地震で、阪神淡路大震災マグニチュード7.0』東日本大震災は『マグニチュード9.0』という地震のエネルギーの大きさを記録しました。

 

ちなみに世界で実際に起きた地震最も大きかった地震は1960年に起きたチリ地震マグニチュード9.5』を記録しています。

 

地球上で”自然現象として”起こる可能性のある最大の地震マグニチュード10』と言われています。

 

え?地震って自然現象以外に起こりえんの??

 

って思いますよね(笑)

 

ここでいう『自然現象ではない場合』はどういうケースなのか??

 

これは、外部からの力が起因して発生する地震です。

 

例えば、恐竜が絶滅した原因は『隕石』という説が濃厚ですが、その隕石が衝突した時に発生した地震の大きさがマグニチュード11.0』という説があります。

 

あと、あり得ないですが地球が真っ二つになる位の力が加わった時の地震のエネルギーの大きさは『マグニチュード12.0』なるらしいです。(笑)

 

ドラゴンボール魔人ブウが地球をぶっ壊す時に発生する地震マグニチュード38.0』です(適当)

 

これ、あきとんとんに計算してほしいな(わからない人はYouTubeTikTokで調べてね(笑))←最近見てる。

 

震度とは!?

震度とは、『その場所での揺れの大きさ』を言います。

 

震度は、実は下記のように10段階で示されます。

 

震度0:人は揺れを感じない

震度1:室内で静かにしていれば、揺れを感じる人がいる。

震度2:室内で静かにしていれば、大半の人が寄れを感じる。

震度3:室内にいる大半の人が寄れを感じる。

震度4:ほとんどの人が驚く。通行人の大半が揺れを感じる。

震度5弱:大半の人が、恐怖を覚える。物につかまりたいと感じる。

震度5強:大半の人が、物につかまらないと歩けない。

震度6弱:立っていることが困難。

震度6強:立っていることすら出来ない。

震度7:それ以上。

 

つまり『震度』は震度7』がMAXで震度8はありません。

 

阪神淡路大震災東日本大震災、他にも日本で起きた国民の誰もが知っているような大きな地震は、当然に震度7になります。

 

マグニチュードは、地震規模(エネルギーの大きさ)でした。

 

地震が起こった場所から、近ければ近いほど『揺れ』『強くなります。

 

逆に、地震の起こった場所から、遠ければ遠いほど『揺れ』『弱く』なります。

 

つまり、揺れの強い場所は『震度』の数字が高くなり、弱い場所では小さくなります

 

電球で例えても分かりやすいです。

 

『強く光る電球A』『弱く光る電球B』があるとします。

 

つまり光る力はマグニチュードにあたるので、電球Aは『マグニチュードが大きい数字』電球Bは『マグニチュードが小さい数字』になります。

 

また、『電球A』から1m離れた地点P『電球B』から1m離れた地点Qに誰かを立たせたとします。

 

勿論、強く光る電球Aから1mと所にいる地点Pの方がぶしく感じますよね?

 

つまり、地点Pでのまぶしさ(震度)地点Qよりも高い値になります。

 

では、『強く光る電球A』から50m離れた地点R『弱い電球B』から1m離れた地点Qを比べるとどうでしょう?

 

地点Rではいくら強く光る電球とはいえ、50mも離れてしまうと光は少ししか届かず、まぶしくないですよね?

 

つまり、離れた地点Rでは、点Qよりもまぶしさ(震度)は低くなります

 

なんとなくイメージできたでしょうか?

 

ハウスメーカーによっては、この地震に対して各社それぞれ対策を取っています。

 

制振装置免振装置、いつかこの地震対策については触れていきたいと思います。

 

それでは!!

紹介制度って本当にお得?【リアル】

ハウスメーカーを選ぶ際に紹介制度ってありますよね。

 

これは、家を建てる方をハウスメーカーに紹介する事によって、建てる人が割引を受けたりお得になったりする制度です。

 

今の世の中、いろんな紹介ルート先で担当営業を紹介して貰えたりします。。

 

『そのハウスメーカーで家を建てた人からの紹介』『不動産屋からの紹介』『税理士・銀行員からの紹介』『スーモカウンター等紹介『知人からの紹介』『インフルエンサーからの紹介』などなど

 

色んな所から優秀な営業マンを紹介しますよ』とお声がかかります。

 

まずこの、『優秀な』という言葉は、聞き流す程度で良いと思います

 

本当に優秀なケースもあれば、そうでないケースもあります。

 

その紹介ルートの『窓口』となっている営業マンか、『仲が良いだけ』の営業マンに過ぎません

 

それと、『紹介割引が聞くよー』と言ってくる人もいるかもしれません。

 

これも、あまり信用し過ぎ無い方が良いです。

 

なぜなら紹介だろうと、そうでなかろうと値引きできる額はさほど変わらないからです。

 

むしろ減るケースもあります

 

まず、なぜ紹介を斡旋しようとするのか。

 

これはもう明らかです。

 

紹介者は必ず『キックバック=紹介料』をもらっています

 

つまり、あなたを知り合いのハウスメーカーの営業に紹介することで、ハウスメーカー側から紹介者への金銭の授与があるという事です。

 

営業マン、紹介者含めて『もらってない』と言い張るかもしれません。

 

ただ、これは99%と言って良いですが、多かれ少なかれキックバックまずあります

 

それで無ければ紹介するメリットがありません

 

ただ1つ、お伝えしたいのは『それだから紹介は損という事ではないです』

 

『知り合いの紹介の方が安心感がある』『より責任感を持ってやってくれる(紹介者の顔に泥を塗る事はできない為)』

 

といったメリットもあります。

 

メーカーによっては、ハウスメーカーから紹介者に支払われるキックバックの分だけ、お客様の値引きが減るケースも存在します。

 

『知らない方が幸せ』というものかもしれません。。。

 

ですが、ビジネスとしては、これは当たり前の事です。

 

場合によっては、ハウスメーカーの営業から紹介者に『ウチを推して頂けるのでしたら、紹介料をプラス100万出します』なんて事も、あなたの知らない所で行われているかもしれません。

 

このキックバック(紹介料)は、ハウスメーカーによっても違います。

 

そして、建物の大きさ(建物の金額)に応じてこの紹介料も変わってきます。

 

おおまか3%〜5%が多いです。

 

あなたの家が2000万円なら60万〜100万円くらいですね。

 

ちなみに、建物の大きさに関わらず、一律100万円みたいな所もあったりします。

 

この紹介料は、あなたの家の『値引原紙』から支払われているケースもあれば、広告費の一部として計上しているメーカーもあるでしょう。

 

仮にあなたの『値引原紙』からだとしたら、本当はもっと引けるはずなのに、なんかですよね。。

 

もっと言うと…

 

あなたに提示されている見積り自体、紹介料として支払われる3%〜5%分高く提示されているとしたらどうしますか?

 

あなたに、その真実を確かめる術はありません。

 

なぜなら家は、量産品と違って定価が分からないからです。

 

だから、他社と相見積もりを取る必要があるんです!!(過去の記事参照)

 

ちなみに、自分も普段の営業ではこんな事は絶対言いません

 

なぜなら、営業マンは『売ること』が仕事だからです。

 

たまに、『売りこむ事を辞めたら、売れるようになった』とかいう人がいます。

 

戯れ言です。

 

私も、自社はもちろん、違う業界の営業マンも含め過去に色んな話をたくさん聞いてきました。

 

その中で、トップに君臨し続ける営業マンは売込む営業マンです。

 

こう聞くと、『ゴリゴリの押し売り営業をされそうで怖いな。。。』と感じる方もいるかもしれません。

 

安心してください

 

勿論、押し売りをしてくるような営業マンは良くないので、さっさと切っちゃってください

 

優秀な営業は売込み方が上手です。

 

『売り込み』という表現はマイナスな言い方です。

 

『迷っている自分をしっかり導いてくれる』という表現の方が適切かもしれません。

 

高単価になればなるほど、購入する際に人は必ずと言っていいほど、迷います

 

ダメなモノを売るのは詐欺ですが、良い提案ができているのであれば、迷っているお客様の後押しをしっかりしてあげる。

 

自分はこのスタイルに変えてから、業績もグンと伸びました。

 

そして、なんと建築後のお客様からの満足度もかなりアップしました。

 

悩んでいるお客様の後押しをするその『自分の行動』でお客様の気持ちが動かされた為、より高い『信頼感』を得てる状態になります。

 

営業マン側にも、より『責任感』が生まれます

 

実は、入社当初は、私もお客様に『検討してみてくださいね~』と言って商談を終わる『見せかけいい人ダメダメ営業スタイル』でした。(笑)

 

仮に、先程私が戯れ言』と言ったことと同じことを言う営業マンがいるとしたら、

 

井の中の蛙』もしくは『本当のトップofトップofトップofトップ』くらいの人です。

 

ただ『本当のトップofトップofトップofトップ』の人は売込む事”も”できる人です。

 

案外、『契約してください』の一言が言えない営業マンは多いです。

 

ちょっと営業目線の話になってしまいました。

 

とにかく!

 

 

紹介制度が本当にお得なのかどうかについてですが、

 

金額で損したくないなら、相見積もりはしっかり取った上で、比較する!

 

『お金』よりも、信頼できる紹介者のアドバイスをもらって気持ちよく建てたいなら、紹介先に頼るも有り!

 

紹介者に対して、気まずいのであれば、こっそり相見積もり取っても良い

 

ってことです。

 

ちなみに6社も8社も相見積もりを取る必要は無く、同価格帯のメーカー2~3社で良いと思います。

 

これ以上は、訳が分からなくなってしまうでしょう。

 

大きい買い物なので、後々後悔しないようにしてください(^^)