失敗しないハウスメーカー選び      最強プロセス

一生に一度の住宅購入。相手は百戦錬磨の営業マン。ハウスメーカー選びにおいて、契約までの失敗しないプロセスをお伝えします!

実質、支払ゼロで家を建てる!?

何言ってんだコイツ?と思われた方!

 

実は、支払いをせずに家を建てる方法があるんです!

 

わかる人はすぐわかる!

 

そう

 

『賃貸併用型住宅』です。

 

なんですか、それ?

 

自宅賃貸アパートを一緒に建ててしまおうという事です。

 

つまり、自宅部分の支払いは、賃貸の入居者の家賃から払ってしまおうという画期的な方法です!

 

すげーーー

 

自宅以外に賃貸部の面積を取らないといけないので、ある程度の土地の広さや、ある程度の高い容積率が求められます。

 

実家の土地があって、割と建物が大きく建てられる方。

 

チャンスかもしれません。

 

賃貸収入を得ながら自分達の家が建つなら、めちゃくちゃ良いですよね。

 

もちろん、『賃貸をやるべき場所なのか』どうかという調査も必要になってきます。

 

駅や周辺環境、買い物のしやすさ、都心へのアクセスなど

 

しっかりマーケティング調査をする必要があります。

 

仮に、土地100㎡で容積率200%の場所だとすると、理論上は建物は200㎡建築する事が可能です。

 

自宅を100㎡賃貸100㎡(1K25㎡×4戸)を建てるとします。

 

仮に1K25㎡の家賃が70,000円だったとしましょう。

 

4戸では、70,000円×4戸=28万円/月の家賃収入になります。

 

仮に建築費が8,000万円だったとして、35年ローンを組むと支払いは23万/月

 

家賃収入28万からローン支払い23万を引くと5万円

 

つまり5万円の収入を得ながら、自分達の家が建つ!

 

さらにローン返済後は、家賃収入が丸々入るので老後の資金になる!

 

というめちゃくちゃ画期的な手法です。

 

さらに、アパート経営という1つの事業となるので、サラリーマンであっても確定申告で経費計上が出来たりと良いことづくし!

 

昨今は、アパートローンの審査が中々厳しく、土地から買う方は、相当な自己資金を入れないと難しいかもしれません。

 

ただ親からの支援や、高所得世帯なら可能性はあると思います。

 

賃貸住宅を計画するに大事な事をいくつかまとめてみました。

 

 

賃貸住宅を計画する前に把握するべきポイント! 

 

①市場調査をしっかりする。

 賃貸をつくる場合にまず、1番大事なのがまず市場を把握するという事です。地域の世帯割合がどうか、買い物は便利か、交通アクセス、特急が停まるのか、バス便か、空室は多いのかなどなど。

そもそも賃貸の需要が微妙な場所で、賃貸を建ててしまうと、負の遺産になりかねませんので、要注意

 

②周辺物件を調べる。

 近くで建っているアパートの間取り、築年数、空室率、これからできる物件、賃料、仕様などを把握する。周辺のライバルとなる物件の特徴を知る事が大事です。

 

③税金・経費各種を把握する。

 固定資産税、都市計画税、不動産取得税、減価償却費、償却資産税、所得税、ローン金利、共益費、など

予想外の出費などが出ないように、各税金・経費についても理解して計画を立てます

 

④長期に渡るリスクを把握する

 空室リスク、家賃下落、入退去費用、建物メンテナンス費、設備メンテナンス費、天災リスクなど。

新築〜築浅の時は良いのですが、先々にかかる費用などをしっかり計画立てて、長期安定計画をする事が大事です。目先の利益も大事ですが、しっかりと将来の事を検討する必要があります。

 

 

こういった項目をしっかり把握して、自分達でも出来そうだと思ったら是非計画してみてください!

 

①〜④の項目の詳細内容それぞれで列挙した項目の解説についてはまた別の機会に!

 

競合はさせた方が良いのか!?【住宅メーカー選び】

前回の記事で、『営業マンの言う金額は信じるな!』という回でした。

 

注文住宅では、『定価が存在しない(しても分からない)こと』『営業マンのやり方によって伝える金額が違う可能性がある』

 

という理由から営業マンの伝える金額には大きく相違があるケースがあるということをお伝えしました。

 

では、どう進めたら良いか?

 

正直、購入者側は正規の金額など、逆立ちしても分かりません

 

そこで、必ず『相見積もりを取る』ことです。

 

つまり『競合はさせろ』という事です。

 

たまに、競合はさせない方が良いという意見を見ます。

 

『競合させない方が担当者が真剣になる』

 

『競合させない方が設計士が時間をかけて良いプランを作ってくれる

 

『競合させない方がサービスが良い』

 

いやいや、

 

確かにゼロとは言いません。

 

そういうケースもあるかもしれません。

 

ただ競合させた方が良いことの方が圧倒的に多いです。

 

以下にまとめます。

 

★競合させた方が良い理由★  

      ('ω')ノ<最後にデメリットも紹介するよ>

 

①色んな目線でのプロの意見が聞ける

→競合させると当然ですが、複数の会社のプロの意見が聞けます通常、プロの意見を貰うために相談することはお金がかかります

 

税理士・医者・弁護士・先生、この方々に何か相談する時はお金がかかりますよね?

 

ただ、住宅業界においてはある一定の所までは無料で相談に乗ってくれるのです。

(度合は担当・会社による)

 

あなたが家づくりにおいて、経験豊富で5棟も10棟も建ててるなら何も言いません。

 

ただ、『家づくりの知識がないし不安だ。』という方

 

競合させてまずは色んな意見を聞いてください。

 

②契約までに内容をブラッシュアップできる

→悪い言い方をすると、1社しか検討しないとそのハウスメーカーの価値観を押し付けられます

 

本当にその担当が言ってる事が全て正しいのでしょうか?

 

もし、誰が聞いてもその担当の言っている事が正しいのなら、皆その人から買うはずです。

 

実際はそうではありません

 

色んな、意見を聞きながらあなたの家づくりの価値観に合ったものを採用すれば良いのです。

 

そうすることで、契約前にある程度はあなたがやりたい事が見えてくると思います。

 

③提案資料が詳しくなる

 →これはどういう事かというと、競合すると他社との差別化を図るべく、各々の会社で出てくる資料が手の込んだ資料が増えてきます。

 

それが良い事なのかは人によるかと思いますが、ある程度資料を集めた上で比較したい方には良いかと思います。

 

④値引きが多くなる。

 →1社からですと、ほとんど言い値で契約することになります

 

見た目上、値引きしてくれているように見せ、お得な感じがするような提案になっているかもしれません。

 

ただ、他社の影がなければ、むやみに必要以上の値引きはしてこないでしょう。

 

当たり前ですが、各社『利益率』というものを気にして会社を経営しています。

 

逆に『利益率』を気にせずに、なんでもかんでも安くして経営しているとしたら、その会社は残念な会社な可能性が高いです。

 

なぜなら、会社は売上・経常利益を増やし、株主に還元することで成長していきます

 

薄利多売で、全国シェアをの多くを占められれば良いですが、そもそも高単価な住宅業界はそうはいきません。

 

必要以上の値引きは絶対にしません。

 

つまり、必要な場合≒競合がいる時という最もシンプルな形が値引きを引き出しやすくなります。

 

 

 

 

以上、これらの事からも、私は競合させることをおススメいたします。

 

自分も普段の営業活動では、こんな事を絶対に自ら言いません

 


また、実は、お客様側も競合させないのは楽です。

 


比較する必要もないですし、悩む事もありません

 

ですので、本当に建てたいメーカーが決まっているのであれば、参考程度に聞いて貰えれば良いです。

 

そして、1点だけお伝えすると、

 


競合させない方の満足度って実は結構高いのは事実です。

 


個人的にはこれは、そのお客様の性格的な要素が大きいと思っています。

 


そもそも競合させないっていうのは、中々出来ることではないです。

 

人は比較をしたい生き物ですので。

 


相手を信頼しないと出来ないですから、競合させない人は『人の良さ』が滲み出てるような方に多いです。

 

また、競合させると、デメリットとなるケースもあります。

 

 

 

競合させてデメリットとなるケース

 

①優先度を落とされる

営業が優秀な場合に多いですが、お客様を沢山かかえているので、競合させるお客様の優先度を落とす可能性があります。

 

②目に見えないところの仕様を落とされる

また、過度な値引きとなる際には、見えない部分の仕様を落とされる可能性もあります。

 

 

ここまで、競合させた方が良いというお話をさせて頂きましたが、あまりえげつない値引き合戦させるとそれはそれで、良い家づくりが出来なかったりもしますので、ほどほどに。(笑)

 

自ら、競合させてますとは言う必要もないですし、もし、気になるようでしたら『自分なりに比較はしておこうと思います。』位の話をしておけば良いと思います。

 

それでは、また次回~!!

 

 

営業マンの言う金額は信じるな!!

家づくりにおいて、誰しもが1番気になること

 

「値段」

 

この値段ですが、いくら位かかるのかすぐ聞きたくなるのは分かるのですが、営業マンの言う金額を鵜呑みにしないでください

 

なぜか。

 

主に2つの理由があります。

 

◆営業マンの言う金額を鵜呑みにしない方が良い理由◆

 

1つ目

 

定価が存在しないから!?

 

「全く同じ家なんて存在しない」=「厳密には値段が分からない(定価が無い)から」です。

 

例えば、マクドナルドのハンバーガーは130円です。

 

これはどこの店舗でも同じものが有り、定価が決まっていますので、全国どこで買っても130円で同じものがでてきます

 

注文住宅の場合、土地の形や地面の中に埋まっている水道管の太さや位置、道路や隣地との高低差など、全く同じ条件の土地はなかなか存在しません

 

こういった条件によっても、水道管やガス管など距離が変わったりします。

 

そして仕様についても全く同じなんてことは、まずあり得ませ

 

何かパック商品になっていれば定価があるかもしれませんが、注文住宅というのは基本はオーダー形式です。

 

それも、キッチンやお風呂の水回り、壁紙やドアの種類、照明、床材、断熱材の仕様や外壁材の仕様などなどかなり細かい仕様を決めていく必要があります。

 

営業マンによって、何を標準として話をしているかによって変わってくるでしょう

 

水回り設備だけとっても、同じメーカーの製品であったとしても、ハイグレード仕様

コスト重視の仕様では100万~300万位は平気で変わってきます。

 

太陽光パネルが標準で付いていれば、載るkw数によって100~300万位変わるでしょう。

 

給湯器1つ取っても、一般的な給湯器かエネファームかで80~100万位違ったりします。※エネファームとは発電できる給湯器

 

つまりは、お客様が何を求めているのかをしっかりヒアリングしないと値段なんてものは簡単には言えないのです。

 

ただ、それでも接客する度に「坪単価はいくらですか?」と聞かれるので、

 

「坪80~100万ですかね~」とか「坪50万でできます」とか「坪150万くらいで考えてもらえると十分です」みたいな回答を現場でしているケースが多いのです。

 

ただ、「いくら定価が決まってはいないとは言っても、大体の価格帯は決まってるでしょ?」って思いますよね。

 

確かに、坪単価はおおよその金額を伝える上では分かりやすいので、参考になるでしょう。

 

ただ、「定価がない」以外にも鵜呑みにできない理由はあります。

 

営業マンの言う「金額」を鵜呑みにしてはいけない2つ目の理由

 

営業マンのやり方によって伝える金額が違うから!?

 

そもそも金額について会社で「坪○○万円と答えなさい」などという決まりはありません

 

その理由は、1つ目の理由で話した通り「お客様の要望によって大きく変わるから」でしょう。

 

つまり、営業マンは、お客様に自由な金額で伝えることが可能」=「戦略的に金額を変えられるということ」です。

 

例えば、仮に大手ハウスメーカーを中心にみているお客様と分かれば、中堅メーカー営業マンは建物金額を少し高めに伝えてくるかもしれません。

 

さっきのハンバーガを例に考えてみます。

 

ハンバーガー130円のマクドナルドの隣に新しいハンバーガー屋「Aバーガー」ができたとします。

 

Aバーガーハンバーガーが100円の場合、お客さんは安いという理由で集まるでしょう。

 

では、その更に横に「Bバーガー」というハンバーガー屋もできたとします。

 

Bバーガーハンバーガーは200円しますが、牛肉は自社のこだわりの牧場で丁寧に育てたプレミアム和牛の肉・野菜はアルプスの天然水を使って育てた特別な野菜を使用していたとします。

 

あなたは、まだどこのハンバーガーも食べたことがないとすると、どこのハンバーガーを一番食べたいですか?

 

安いAバーガーが良いという人もいれば、こだわりの具材を味わってみたいのでBバーガーという方もいるでしょう。安心の最大手チェーンのマクドナルドなら間違いないと考える人もいるでしょう。

 

1度すべてのハンバーガーを食べてみて味さえ分かれば、どこのハンバーガーが1番良いかはすぐに決まるでしょう

 

ただ、家づくりはそれができないのです。

 

つまり、家づくりは、まだどこのハンバーガーも食べた事が無いのに、どこのハンバーガーを購入するかを1社に絞らないといけないのです。

 

そうなると、人は当然悩みます

 

その時に、Bバーガーが「定価200円ですが、貴方には特別にマクドナルドと同じ130円で売ります」と言われたらどうでしょう。

 

Bバーガーハンバーガーを買っちゃいそうじゃないですか?

 

Bバーガーの、「自社こだわりのプレミアム和牛」って何をこだわっているのか分かりません。「アルプスの天然水で育った野菜」も私が適当に考えた内容で味に影響があるのかはわかりません。

 

でも「なんとなくこだわってて美味しそうだし70円も引いてくれるならここにしよう!」ていう気分になっちゃいますよね。

 

つまり営業は、「うちの家は、大手ハウスメーカーにも負けない技術力で、本来は同じ大手と同じくらいの金額になります。でもあなたには、特別に沢山値引きします」みたいなトークもできてしまうわけです。

 

これは聞くと「ぼったくりだ」と感じる方もいるでしょう。

 

ただ、仕様が決まっていない段階でが値段をいくらと言おうが、設定するグレードで調整ができてしまうので、関係ないのです。

 

最終的な金額が同じ2000万円だったとして、「2200万円を2000万にします!」と言われるのと「2500万円を特別に貴方には特別に2000万円にします!」と言われるのも最終金額が同じなのに、後者の方が得した気になってしまいますよね。

 

では、どうしたら良いのか。。。

 

次回、その対策についてご紹介しますのでよろしくお願いします!!

ハウスメーカーで超超超絶お得に建てる方法!?

現役でバリバリ営業している自分が言うのもなんですが!!

 

ぶっちゃけ!!

 

ハウスメーカーの家って死ぬほど高くないですか???

 

ここ最近の住宅価格の高騰はすごいですよね。

 

それに加え、消費増税・物価の高騰など大きく金額が上がる要素もあり、住宅購入者はなかなか大変です。

 

全国の住宅営業マン!よく売ってる!えらい!!

 

まぁ、ただ時代の進歩と一緒にモノが良くなっているのは間違いないです。

 

食洗器床暖房なんかも割と当たり前になってきており、メーカーによっては、太陽光発電高効率給湯器電気自動車対応EVなども標準になっていたりクオリティは、どんどん上がっています

 

自分が入社した10年以上前と比べると今の標準仕様の方が格段に良いです。

 

外壁なんかは昔は10~15年位で防水メンテが必要でした。

 

今は30年間ノーメンテナンスが割と主流になってきており、大手ハウスメーカーではほとんどの会社が30年間保証が付いていたりします。

 

最近では地元の工務店やローコストメーカーでも、良さげな家も増えてきました

 

大手にいると「ローコストは品質が良くない!」みたいな雰囲気も正直あったりします。

 

ただ、私は、ローコストメーカーが悪いとは全くもって思わないです。

 

なぜなら、本当に悪ければとっくに世の中から淘汰されているからです。

 

ローコストメーカーで建てた方でも満足している方は沢山いらっしゃいます。

 

逆に大手ハウスメーカーで建てた事を後悔している方もいるでしょう。

 

あなた(家族たち)に取って良い家とは、それぞれの価値観によって変わってきます。

 

営業マンは「自分達の家が業界で1番良いんだ!」と言ってきますが一切そんな事はありません

 

ただ、やはり大手メーカーで建てたい!と言ってください方も沢山いらっしゃいます。

 

理由はさまざまです。

 

ただ、仕様が良くなっているのは分かるし、メンテナンスがかかりづらくなっている事も理解したけど、やっぱり建築費用は抑えたい。。。

 

そんなワガママな方(失礼?)に超超超絶おススメなのが「規格住宅」です。

 

規格住宅とは何か?

 

これは、完全なる自由設計では無く、ある程度の大枠が決まった上での自由設計になります。

 

「規格住宅は自由設計ではない」という方もいますが、これは建てる側の「要望」によると思います。

 

最近は、規格住宅でも割と中の間取りを変更できたりするものも増えてきました。

 

仕様設備のグレードも変えられますし、内装だって選べます。

 

過去に自分が見た後輩の契約なんかでは、「その間取りなら規格で良いんじゃない?そうしたら、今よりも仕様が良くなって金額だって100万くらい下がるよ?」みたいな事もありました。

 

そんな規格住宅の良さをまとめましたので、ご参考に!

 

◆規格住宅のおススメの理由◆

①デザインが既に洗礼されている

規格住宅はハウスメーカーが長年培ってきた経験とノウハウが活かされていることに加え、外観も既に決まっている為、デザインについても既にカッコよく作ってくれています。外壁材や貼り分けは自由にできたりもするので、相談してみてください。

 

②グレードが意外に高い

グレードについてはハウスメーカーのおススメの仕様になっていたりしますので、意外とグレードは高めになっていたりもします。可能であれば同じ設備品などを見学会などで見せてもらうとベストです。

 

③使いやすい間取りになっている

規格住宅は、過去に建てて頂いたオーナー様の意見や、それまでに培ったノウハウを生かした設計となっている為、間取りの使い勝手がとても良いと言えます。

その基本設計から、自分達の暮らしに合わせて少し変更すれば結果として満足度の高い家ができる可能性が高いと言えます。

 

④金額が安い

ある程度の大枠が決まっている為、価格設定が安価に設定されています。

また設計にも無理が無いため、特注の建具などを使ったり、特別な仕様にする必要がなく、よりコストパフォーマンスが良い家になります。

 

⑤工期が早い

これは敷地条件によったりもするかもしれませんが、規格住宅ですとユニットである程度工場で造ってから現場に持ってくることもあります。

その為、現場での手間が減ることで職人の人件費が抑えられるだけでなく、工期も短縮できます。

 

 

 

 

以上、規格住宅の特徴でした。

 

案外、規格住宅もプランのバリエーションが沢山ありますので、営業マンに相談してみると良いかもしれません。

 

敷地要件によっては、敷地に間取りが入る・入らないの検証が必要ですので要相談です。

 

土地から探す方なんかは、気に入った規格住宅の間取りが入る土地を探すのも良いかもしれませんね。

 

今回は、意外な盲点である『規格住宅』でした。

 

鉄骨or木造どっちが良いの?【構造編】

家づくりをする際に鉄骨住宅にするか、木造住宅にするか。

 

RCと悩んでいる方もいるかもしれません。

 

結論!これは、何でも良いと思います!好きな方でどうぞ!(笑)

 

ただ、素材にはそれぞれ特徴があります

 

鉄には鉄の良さ、木には木の良さ、コンクリートにはコンクリートの良さ

 

反対に弱点もそれぞれ必ずあります

 

大事なのは、弱点となる部分をどうやって対策しているかです。

 

それぞれの素材のメリット・デメリットを下に載せました。

 

RCで建てる方は少ないと思うので今回は木と鉄について特徴をあげました。

 

メリットはメリットで良いのですが、肝心なのはデメリットの部分です

 

それぞれの弱点項目の対策をどのようにしているか。

 

ハウスメーカーの営業担当に聞いてみると良いと思います。

 

 

【木造のメリット】

①木は気密性・断熱性能が高い

夏は涼しく、冬は暖かい家が建てやすい。

 

②比較的安価に建てられる

→木造は、予算を抑えて作ることができます。また将来の解体の費用も安くなります。

 

③重さが軽い。

→地盤にかかる負荷が軽減でき、地震の際には揺れづらい

 

 

【鉄骨のメリット】

①頑丈で、品質が均一化されている

→鉄は素材が頑丈な上に、作る工程が工業化されており全ての強度バランス等が均一化されて良い為、経年による狂いが少ない。

 

②長い開口スパンが取りやすい

大空間巨大なガレージ大きな窓などを取りやすい。

 

③シロアリに強い

→基本構造が鉄なので、シロアリ被害は受けにくくなります。ただ全く木を使っていないわけでは無いので対策は必要です。

 

【木造の弱点】

①品質が均一でない

→木は年輪やフシがあり、伐採される前に育った環境や日当たりなどによって、バラツキがでてきてしまいますそうなると経年と共に木が反ったりして経年と共に家全体のバランスが悪くなります。また、鉄骨と違って工業化されていないので、職人の腕による完成後の品質に差が出やすくなります

 

②腐りやすい

→木は『水』『酸素』『栄養』『温度』の4つの一定条件が揃うと腐りやすいです。また、シロアリの被害を受ける事もありますので、しっかりとした対策が必要です。

 

③大空間は取りづらい

→一般的には木造は大空間が取りづらくなります。また、柱や梁が出てきてしまう事が多く、ベランダなどを長スパンで建物の一部を飛び出させるようなプランは苦手です。

 

【鉄骨の弱点】

①重量が重い

→地盤にかかる負荷が大きい為、地盤改良が必要となり高額になるケースもある。また地震の際に質量が重いと揺れやすい

 

②断熱性が悪い

鉄は熱を伝えやすい素材の為、夏は熱く、冬は冷たくなりやすい。壁や屋根の断熱対策は必須となる。

 

③錆びる

→鉄は錆びます。錆止の処理をしっかり施さないと経年と共に錆が出てきてしまい、家全体の強度が落ちてしまいます。また、”防錆処理”を施していても、施工中には傷がついたりするとその部分の錆止めが剥がれてしまうケースもあります。

サビ止めの処理にもいろんな手法があり、それぞれに特徴があります

 

【木と鉄の共通した対策項目】

火災対策

→鉄の方が火に強いイメージがあるかもしれませんが、火災の際は家具やカーテン、家の中の断熱材などに火が着いて全体に広がっていきますので、どちらもしっかりとした対策が必要です。

 

【人(考え方)による項目】

耐用年数(建物の資産として価値が残る年数)

→木造住宅と鉄骨住宅では耐用年数が違い、鉄骨は鉄の厚さによっても変わります。

(下記参照)

 

・木造 22年

・軽量鉄骨(厚さ3mm以下) 19年

・軽量鉄骨(厚さ3~4mm) 27年

・重量鉄骨(厚さ4mm超え) 34年

・RC 47年

 

上記を見ると、軽量鉄骨(3mm~4mm超え)は木造よりも耐用年数が長い為、

資産価値は長く残ることになります。

 

将来、売却も視野にいれている方にとっては良いかもしれませんね。

 

また、アパート建築の場合なんかですと鉄骨の方が、融資の借入期間を長く組めたりもします。(金融機関による)

 

一方で固定資産税は鉄骨の方が高くなるので、税金は高くなってしまいます

 

鉄骨で作るにしろ、木造で作るにしろハウスメーカーは、弱点の部分を企業の努力で対策をしています

 

気になったハウスメーカーの特徴を聞く際には、今回あげた項目を営業マンに聞いてみてください。

 

きっと、あなたが一番納得できた説明をしてくれるメーカーさんがあるはずです。

 

営業から聞いたことはできれば簡単にメモしてまとめると良いと思います。

(ほとんどの人が、どのメーカーでどの話を聞いたか分からなくなってしまう為

 

是非、ご参考に!

 

 

 

悩み解決!【マンションor一戸建て】

マンションにするか、一戸建てにするか悩んでいる方

 

ハウスメーカーの人間に聞いたら、そりゃ戸建を勧められるに決まってるよね〜

 

いいえ!

 

私、マンション派です!

 

現に、都内にマンションを買って住んでおります。

 

案外ハウスメーカーの人間でも、一戸建てではなくマンションを買って住んでいる人は結構います。

 

これは、どちらが良いということではなく、勿論自分達に合った物を選ぶのが正解です。

 

ここでは、それぞれのメリット・デメリットを紹介します!

 

・マンション

【メリット】

駅近物件が買い求めやすい(生活圏に便利が沢山)

共用部の清掃が行き届いていてて楽ちん

③景色の良い高層階に住みたい

耐震性が割と高めで安心感がある

 

【デメリット】

修繕積立金、管理費がかかる。

近隣トラブルが起きやすい

③定期的に管理組合の役員の順番が回ってきて面倒くさい。

④高層階だと、災害時に生活し辛い。エレベータが止まることも。

駐車場代が別にかかる。

 

一戸建て

【メリット】

プライバシーを守りやすく、騒音などの近隣トラブルは少ない

②敷地内に駐車スペース取れる為、駐車場代かからない

③注文住宅なら間取り・内装・設備が自由に選べる

 

【デメリット】

①屋根や外壁のメンテナンスは自分達で行う。

②建物の価値の減り方が早い。

③駅近は土地が高い為、郊外になりがち。

 

立地などにもよって変わってくるので、一概には言えませんが、おおよそこんな所だと思います。

 

 

私的には、下記のような考え方の違いでお勧めの傾向を整理してみました

 

参考にしてみてください。

 

 

・将来売却するつもりも無く理想の家(終の住処)にしたい。車も持つ。

新築戸建(駐車場が敷地内に置けるので駐車場代かからない)

 

・車無くても良いから、駅近は譲れない。将来売却するつもりは無い。外観やエントランスも充実させたい。

新築マンション(最近のマンションは共用部がおしゃれですよね)

 

・予算は抑えたい。設備仕様にはこだわらないので、将来の資金を貯めつつ家はほしい。将来売却も有りか。

中古戸建、中古マンション(新築は買った瞬間に価値が落ちますが中古はその分お得)

 

・予算は抑えたい。ただ内装や設備もこだわりたい。将来売却する可能性もあり。

中古マンションのフルリノベーション(リノベーション済の物件を買うのも有りです)

 

マンションは、管理費や修繕積立金がいくらか、また、それが値上がりする可能性を大規模修繕計画などを見てチェックしましょう!

 

戸建は、固定資産税や、買った後の建物のメンテナンス費用もチェックしましょう!

 

戸建もマンションもそれぞれに良さがあるので、

家族でじっくり話して良い選択してくださいね〜

建築士が喜ぶ!北側の道路が最強な訳!

こんにちは。

 

皆さん家を建てるにあたり、道路はどちらの方角にあるか気にしてますでしょうか。

 

実はこの道路付けというのは、間取り(プラン)を描くにあたりとても重要な要素です。

 

そして今回、一番おススメしたい道路のある方角。

 

そう!それが北側道路です!!

 

なぜか。

 

①南側道路よりも土地の値段が安い!

②希望の間取りが入れやすい!

③プライバシーが確保しやすい!

④カッコイイデザインの家を建てやすい!

⑤外構の費用を圧縮しやすい!

 

それぞれ解説します。

 

①南側道路よりも土地の値段が安い!

→土地の値段は、立地や土地の形・広さが同じであれば道路の向きで値段が大きく変わったりします

都内ですと30坪位の土地で500万円くらい変わったりします。

 

②希望の間取りが入りやすい!

→間取りを描く時には、北側の隣地からは北側射線制限がかかります。(地域による)

その場合南側道路は、北側は当然隣地になりますので、北側に家を寄せたくても1.5m位は距離を空けないといけなかったりします。

仮にもっと寄せられたとしても、天井がかなり低くなったりしてしまいます。

それが北側道路なら北側は道路なので北側射線制限が発生しません。つまり制限が少ないのでロフトが取りやすかったり、高い天井にしやすかったりします

 

③プライバシーが確保しやすい!

 

→プランは基本的には日当たりの良い南側にリビングや部屋を配置します。

つまり、南側が道路だと、歩いてる人から丸見えになっちゃう可能性があります。

たまに、真昼間なのに目線が気になるのかカーテンやシャッターが半分閉まっている家をみる事があります。

その点、北側道路は、南側は隣地の家の窓はあるかもしれませんが、目線は一気に減ります

しかも南側の家にとって、こちらの家は北側にあるので、大きな窓などはついていないケースが多いです。

 

④カッコイイデザインの家が建てやすい!

→これは上記の②と③の影響も関係してくるのですが、道路側から家を外観を観る時に、窓を全く無くすデザインや、アクセントでスリムサッシを入れたりし易いです。

逆にリビングや部屋が配置される南側には大きな窓付けたいですよね?

そうなると、どうしても基本的に南側は大きな窓を付けることになるのでデザインに制限が出たりします。勿論、その中でカッコイイ家のデザインを描くのが設計士の腕の見せ所にもなるんですけどね

 

⑤外構の費用を圧縮しやすい!

→こちらも③と連動しますが、南側道路の土地では、プライバシーを確保する為には、外構工事で背の高い植栽や目隠しフェンスなどを建てる必要があったりします

そうなると外構工事の予算をある程度取る必要が出てきます。

 

 

 

 

以上の5つのポイントが北側道路の土地をお勧めする理由です。

 

勿論、南側道路にしろ北側道路にしろ設計士の力量が左右するケースも多々あります。

 

悪い点をどう活かせるかが大事になってきます。

 

ぜひ、設計士に要望を伝える際には、あなた自身がこういった事を理解した上で、要望を伝える事が大事です。

 

提案されるものを、ただ受け入れるだけではダメです。

 

ある程度知識を持って説明を聞くことで、より間取りの良さだったり、悪い部分が見えてきますので、ぜひ頑張ってみてください。