何言ってんだコイツ?と思われた方!
実は、支払いをせずに家を建てる方法があるんです!
わかる人はすぐわかる!
そう
『賃貸併用型住宅』です。
なんですか、それ?
自宅と賃貸アパートを一緒に建ててしまおうという事です。
つまり、自宅部分の支払いは、賃貸の入居者の家賃から払ってしまおうという画期的な方法です!
すげーーー
自宅以外に賃貸部の面積を取らないといけないので、ある程度の土地の広さや、ある程度の高い容積率が求められます。
実家の土地があって、割と建物が大きく建てられる方。
チャンスかもしれません。
賃貸収入を得ながら自分達の家が建つなら、めちゃくちゃ良いですよね。
もちろん、『賃貸をやるべき場所なのか』どうかという調査も必要になってきます。
駅や周辺環境、買い物のしやすさ、都心へのアクセスなど
しっかりマーケティング調査をする必要があります。
仮に、土地100㎡で容積率200%の場所だとすると、理論上は建物は200㎡建築する事が可能です。
自宅を100㎡、賃貸100㎡(1K25㎡×4戸)を建てるとします。
仮に1K25㎡の家賃が70,000円だったとしましょう。
4戸では、70,000円×4戸=28万円/月の家賃収入になります。
仮に建築費が8,000万円だったとして、35年ローンを組むと支払いは23万/月
家賃収入28万からローン支払い23万を引くと5万円。
つまり5万円の収入を得ながら、自分達の家が建つ!
さらにローン返済後は、家賃収入が丸々入るので老後の資金になる!
というめちゃくちゃ画期的な手法です。
さらに、アパート経営という1つの事業となるので、サラリーマンであっても確定申告で経費計上が出来たりと良いことづくし!
昨今は、アパートローンの審査が中々厳しく、土地から買う方は、相当な自己資金を入れないと難しいかもしれません。
ただ親からの支援や、高所得世帯なら可能性はあると思います。
賃貸住宅を計画するに大事な事をいくつかまとめてみました。
①市場調査をしっかりする。
賃貸をつくる場合にまず、1番大事なのがまず市場を把握するという事です。地域の世帯割合がどうか、買い物は便利か、交通アクセス、特急が停まるのか、バス便か、空室は多いのかなどなど。
そもそも賃貸の需要が微妙な場所で、賃貸を建ててしまうと、負の遺産になりかねませんので、要注意。
②周辺物件を調べる。
近くで建っているアパートの間取り、築年数、空室率、これからできる物件、賃料、仕様などを把握する。周辺のライバルとなる物件の特徴を知る事が大事です。
③税金・経費各種を把握する。
固定資産税、都市計画税、不動産取得税、減価償却費、償却資産税、所得税、ローン金利、共益費、など
予想外の出費などが出ないように、各税金・経費についても理解して計画を立てます。
④長期に渡るリスクを把握する
空室リスク、家賃下落、入退去費用、建物メンテナンス費、設備メンテナンス費、天災リスクなど。
新築〜築浅の時は良いのですが、先々にかかる費用などをしっかり計画立てて、長期安定計画をする事が大事です。目先の利益も大事ですが、しっかりと将来の事を検討する必要があります。
こういった項目をしっかり把握して、自分達でも出来そうだと思ったら是非計画してみてください!
①〜④の項目の詳細内容それぞれで列挙した項目の解説についてはまた別の機会に!