失敗しないハウスメーカー選び      最強プロセス

一生に一度の住宅購入。相手は百戦錬磨の営業マン。ハウスメーカー選びにおいて、契約までの失敗しないプロセスをお伝えします!

値引き額に惑わされるな!

住宅業界は、割と『値引きありき』な世界だったりします。

 

中には『全く値引きをしません!!』というハウスメーカー営業も存在します。

 

値引きについては、たまにインスタなどでも、『〇百万円値引きしてもらいました!』

 

などの投稿をみる事があります。

 

ただ、住宅を買う場合、あまり『値引額』は気にしないでください。

 

なぜなら、お客様はハウスメーカー正規価格を知る術が無いから』

 

というよりも注文住宅に正規価格なんて存在しないです。

 

悪い言い方をすると、営業マンが始めに伝える金額は適当です!!(笑)

 

ただ、金額帯がわからないで話を聞いても無駄になってしまうので、目安として聞いてくださいね。

 

では例えば、営業マンにこんな事を言われたらどう思いますか?

 

ハウスメーカーAの営業マン『〇〇様の家は、大体30坪位なので、3000万円位しますね。弊社ですと他社と比べても素材が良く耐震性も断熱性も高いので、その分安心で快適ですよ!』

 

ハウスメーカーBの営業マン『○○様の家は大体、30坪で弊社の建物は他と比べても、性能はほとんど変わりません!ほんとは3200万円位するのですが、今はキャンペーン中なので○○様なら2900万円です!』

 

と言われたとします。

 

Bのハウスメーカーで建てるのがお得だと思いましたか?

 

そう思った方は要注意です!

 

なぜなら、実際の金額がいくらなのかはお客様にはわからないですよね。

 

値引き額で比較しようとすると、見えない部分で仕様を落とされている可能性もあります。

 

契約前に、家の仕様を全てを細かくお客様に説明することはまずありません

 

というよりも、そんな事していたら時間がいくらあっても足りません

 

つまり、値引き合戦がひどくなった場合に、お客様に説明をしていない部分で、仕様を下げられる部分があるのならば、当然下げられるでしょう

 

値引き額では無くて、希望の仕様を入れた上で最終総額』で、きっちりハウスメーカーを決めることが大事です。

 

そして、可能であれば『見積もり明細書』を貰ったうえでしっかり家族で見て、終結論を出したい旨を営業マンに伝えてみましょう。

 

見積もり明細書に書いてある内容は、おそらく素人にはほとんどが分からないかと思います。

 

『なんだ!見ても内容が分からないんじゃ、見積もり貰っても意味がないじゃん!!』

 

と思う方もいるかもしれません。

 

見積書というのは、その家の値段の根拠になります。

 

つまりは、窓の数や、照明の数、ドアの数や、壁紙の広さなどの詳細を記載しているものになります。

 

つまり詳細の情報を、お客様に渡すことにより、そのあとに仕様を下げようと思っても渡された見積書と相違が出てきてしまうので、され辛くなります。

 

見積もり書に全てが記載されているわけではないですし、メーカーによってもどこまで詳細に記載してるかは違います。

 

ただ、ハウスメーカーを決める終盤で値引き勝負になった時には有効な手だと思います。

 

ここまでハウスメーカーの値引きについて触れてきましたが、最後に値引きに振り回されるとなかなか気持ちの良い契約ができないケースが多いかもしれません。

 

少しでも安く買いたい気持ちは分かりますが、納得して自分達が良いと思ったハウスメーカーや担当さんで家づくりを進めるのが、最後まで後悔なく家づくりができる秘訣だと思います。

 

あまり、値引き金額などに惑わされずに良い家づくりを!